ハンドクリームより使える”ハンドミスト”
ジメッとしていた夏もとっくに終わり、今年もすっかり乾燥の季節がやってきました。体はお風呂上がりのヴァセリンでかなり調子がいいのですが、手はやはり頻繁に使うので乾燥気味。私はというと年中乾燥肌に悩んでおり、ハンドクリームジプシーをしています。
そんな私が最近の買ってよかったもの。資生堂から出ている、フェルゼアの”ハンドミスト”。
ハンドミストって何やねん
すごく簡単にいうと、これは液体ハンドクリームです。
スプレー式容器なのでシュッシュッと液体を吹き付け、肌にぬりつけます。すると、水分が補給され・油分で薄い膜が作られているような状態に。女性の方であれば顔用の化粧水をハンドクリームに使っていると想像していただくと良いかな。
フレッシュな軽いバラの香りがします。キツすぎずいい香り。
そもそも保湿に大切なものとは
カサカサ・ベタベタ
ハンドクリームって、すごく物によって使用感が変わるのですが、多くのものがお肌に油分を与えて肌の上に膜を作るような使用感です。この感じ、もともと調子の良い肌にはちょうどいいのですが、カサカサのとこに塗ってしまうと、カサカサなのにベタベタする…という謎の状態になってしまいます。
なんでこんなことになるかなと考え、私は「水分量が足りてないからではないか?!」という結論に至りました。水分量が少ないカサカサと乾燥した肌に、油分だけ足しても、そりゃ結果はカサカサ・ベタベタ。
大切なのは水分補給
これを解消するには水分補給が必要です。通常水分補給であれば、顔用の化粧水が有名ですね。あとは香り重視のものばかりで、あまり保湿重視のものは見かけませんがボディ・ミストとか。どちらもないときは、手を水で濡らして、ちょっと湿った状態でハンドクリームを塗るという荒技を使います。最後のやつは本当に応急処置的な感じで、水分が飛んでしまうと結局元の状態に戻るのであまりオススメしません。
使ってみた感想
この商品の便利なとこ
”ハンドミスト”である
これをお読みになっているあなたはもうお気づきですね…この商品は「ハンドミスト」。ハンドクリームではなく、液体なのです。液体なので、塗ると肌に水分が入り・なおかつ最後に薄い油膜を作って保湿する感じ。なのでこれ1個で、水分補給・油膜による保湿が両方できるのです。なんて便利。これはとても大切なことで、肌の保湿というのはマメにしないと、なかなか効果が感じられません。マメに手入れするためには、お手軽・便利というキーワードがとても大切。
ベタベタしすぎない
そしてもう一つ良かったところが、使用感。こちらを塗りつけたあと、ほとんどベタベタしないのです。なので使用する場面を選ばず使えるし、使った後に指先や手を使う作業をしてもほとんど支障がありません。なんて便利。ハンドクリーム慣れしている私が言うのもなんなので、ベタベタ感を嫌う知人に試しに使ってもらったのですが「ほとんど気にならない」という感想でした。
気になったところ
物足りない?
気になったところは「すごく乾燥している肌には、ちょっと物足りないかも」というところ。これ一本で済むので非常に便利なので、マメに使えるしベタベタしないという使用感にも文句ないのですがすごくすごく乾燥肌の方にはちょっと弱いかもしれません。もちろん使用を続けていけば保湿により肌の状態は改善すると思うのですが、ちょっと頼りない感じがするかも。
私なりの使い方
私は寝ている間の乾燥に備えて「寝る前にがっつり保湿してそのまま眠る」ということを続けているのですが、それにもこのハンドミスト単品ではちょっと物足りない感じ。
で、私は、お肌の手入れと同じような感じでこちらのハンドミストを化粧水的に使います。まずハンドミストを使ってお肌に水分を与え・その上からハンドクリームでさらに油分を与えます。「このハンドクリーム単品だけでは物足りない」と思っていたハンドクリームを併用することで、ミストもクリームも使えるようになります。わーい。経済的。
しかも価格的には普通のハンドクリームとそう変わらないお値段なのも嬉しいところ。気になる方は、試してみてくださいね。
関連
香り重視で選ぶなら…
すんごいいい香りのハンドクリーム、フェルナンダ・マリアリゲル。(後日記事にしたいと思っています〜…)
お風呂上がりに全身に使っているのは
王道のヴァセリンですよ。(これもきちんと使い方を記事にしたい〜…)